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賃貸のエアコンが壊れた!勝手に買い替える前に確認すべきこと【費用負担・連絡方法】

2026年2月27日

「急にエアコンが効かなくなった…」「異音がする…」賃貸物件にお住まいの方にとって、エアコンの故障は生活の質を大きく左右する深刻な問題ですよね。特に、自分で「勝手に」買い替えてしまって良いのか、それとも大家さんや管理会社に連絡すべきなのか、費用は誰が負担するのか、といった疑問や不安で頭がいっぱいになることでしょう。この記事では、そんな賃貸物件特有のエアコン故障・買い替えに関する悩みを解決するために、知っておくべきルール、大家さんへの正しい連絡方法、そして費用負担の原則を分かりやすく解説します。この記事を読めば、安心してエアコンの問題に対処し、快適な住環境をいち早く取り戻すための道筋が見えてきます。

賃貸物件でエアコンが故障した場合の原則的な費用負担者

賃貸物件でエアコンが故障した際、「修理費用や買い替え費用は誰が負担するのか?」という疑問は、借りている方にとって最も気になる点でしょう。結論から言うと、原則としてエアコンの修理・交換費用は大家さん(貸主)が負担するケースがほとんどです。

これは、賃貸物件に備え付けられているエアコンが「設備」と見なされ、その所有権は大家さんにあるためです。大家さんには、借り主に物件を快適に利用させる「修繕義務」があり、設備の故障はその義務の範囲に含まれます。

ただし、この原則にはいくつか例外があります。例えば、借り主の故意や過失によってエアコンが故障した場合(例:無理な使い方をした、手入れを怠ったために著しい劣化を招いたなど)は、借り主が費用を負担する責任を負う可能性があります。また、賃貸借契約書に特約として「エアコンの修理費用は借り主負担とする」といった条項が明記されている場合も、その契約内容が優先されます。

したがって、エアコンが故障した際には、まず落ち着いて状況を確認し、賃貸借契約書の内容をチェックすることが大切です。その上で、大家さんや管理会社に連絡し、指示を仰ぐのが最も適切な対応と言えるでしょう。自己判断で修理や買い替えを進めてしまうと、後々費用負担を巡るトラブルに発展する可能性があるので注意が必要です。

エアコンが「勝手に」故障したら、まずやるべきこと

賃貸物件のエアコンが突然故障してしまったら、焦ってしまうのも無理はありません。しかし、ここで最も重要なのは、自分で勝手に判断して修理を依頼したり、買い替えたりしないことです。まずは落ち着いて、以下の手順で対応を進めましょう。

最初にやるべきことは、管理会社または大家さんへの速やかな連絡です。故障の状況を正確に伝え、指示を仰ぐことがトラブルを避けるための第一歩となります。この際、連絡手段(電話、メールなど)や連絡先は、賃貸契約書や入居時に渡された書類に記載されているはずですので、事前に確認しておきましょう。

連絡時には、いつから、どのような症状が出ているのかを具体的に伝えることが重要です。例えば、「冷風が出なくなった」「異音がする」「電源が入らない」など、できるだけ詳しく説明することで、その後の対応がスムーズになります。また、エアコンの型番や設置年数なども分かれば伝えると良いでしょう。

自分で勝手に修理業者を手配したり、新しいエアコンを購入したりしてしまうと、後で費用負担について揉める原因となる可能性があります。賃貸物件の備え付け設備は原則として貸主の所有物であり、その修理や交換の決定権は貸主にあるからです。そのため、まずは貸主の指示を待つようにしてください。

【重要】賃貸物件でエアコンを「勝手に買い替える」のはNG?

賃貸物件でエアコンが故障した際、「もう我慢できないから自分で買い替えよう」と考えてしまう方もいるかもしれません。しかし、結論から言うと、賃貸物件のエアコンを借り主が「勝手に買い替える」のは原則としてNGです。 無許可での買い替えは、後々大きなトラブルに発展する可能性があります。

賃貸物件に設置されているエアコンは、特段の記載がない限り、大家さんの所有物です。そのため、その修理や交換の判断は大家さんまたは管理会社に委ねられています。自己判断でエアコンを交換してしまうと、以下のような問題が生じるリスクがあります。

  • 費用を請求できない可能性: 自分で購入・設置したエアコンの費用を大家さんに請求しても、認められないケースがほとんどです。むしろ、無断で設備を変更したとして、原状回復費用を請求される可能性もゼロではありません。

  • 契約違反になる可能性: 賃貸契約書には、物件の設備変更に関する規定が盛り込まれていることが一般的です。無断での設備交換は契約違反とみなされ、最悪の場合、契約解除の原因となることもあります。

  • 設置工事による損害: 新しいエアコンを設置する際、壁に穴を開けたり、配管工事を行ったりする場合があります。もし工事中に物件に損害を与えてしまった場合、その修繕費用は借り主の負担となる可能性があります。

  • 既存エアコンの撤去・処分費用: 故障した既存のエアコンを処分する費用も、借り主が負担することになります。

これらのリスクを避けるためにも、エアコンが故障した際は必ず大家さんや管理会社に連絡し、指示を仰ぐようにしましょう。DIYでの修理や交換も、感電や落下などの危険を伴うだけでなく、物件に損害を与えてしまうリスクがあるため、絶対に避けるべきです。専門的な知識と技術を持つ業者に任せるのが最も安全で確実です。

大家さん・管理会社への連絡方法と伝えるべきこと

エアコンの故障が判明し、自分で勝手に買い替えるのがNGだと理解できたら、次に行うべきは大家さんや管理会社への連絡です。この連絡をいかに適切に行うかが、その後の対応のスムーズさを左右します。感情的にならず、事実に基づいた情報を正確に伝えることが重要です。

連絡前に確認しておきたいこと

大家さんや管理会社に連絡する前に、いくつか確認しておくべき情報があります。これらの情報を事前に整理しておくことで、やり取りがスムーズに進み、迅速な解決につながります。

  • 賃貸契約書の確認: まずは賃貸契約書で、エアコンに関する条項がないかを確認しましょう。修理や交換に関する特約、費用負担の取り決めなどが記載されている場合があります。

  • 故障状況の具体化: 「冷えない」「異音がする」「水漏れしている」など、どのような症状が、いつから、どのように発生しているのかを具体的に説明できるように準備します。可能な場合は、異音の録音や水漏れの証拠写真を撮っておくと良いでしょう。

  • エアコンの基本情報: メーカー名、型番、製造年(設置年)を確認します。室外機や室内機に貼られているシールで確認できます。使用年数が分かれば、経年劣化による故障である可能性を伝えやすくなります。

具体的な伝え方の例

実際に大家さんや管理会社に連絡する際は、以下のポイントを参考に、丁寧かつ明確に伝えましょう。電話で連絡する場合も、後で記録が残るようメールでの連絡も併用することをおすすめします。

【電話での連絡例】

「〇〇号室の〇〇です。現在、設置されているエアコンが故障してしまい、困っております。具体的には、電源を入れても冷風が出ず、異音がしております。賃貸契約書を確認しましたが、エアコンに関する特約は見当たりませんでした。製造から〇年ほど経過しているようで、経年劣化によるものかと思われます。つきましては、修理または交換についてご相談させていただきたいのですが、どのように対応すればよろしいでしょうか。」

【メールでの連絡例】

件名:エアコン故障のご報告(〇〇号室 氏名)

本文: 〇〇不動産管理会社様(大家様)

いつもお世話になっております。〇〇号室の〇〇(氏名)です。

現在、部屋に設置されているエアコンの件でご連絡いたしました。 〇月〇日頃より、エアコンの調子が悪く、現在ではほとんど冷風が出ず、異音がする状態です。 メーカーは〇〇、型番は〇〇、製造年は〇〇年と確認できました。

賃貸契約書を確認いたしましたが、エアコンの修理・交換に関する特約の記載はございませんでした。 つきましては、お手数をおかけいたしますが、修理または交換についてご検討いただけますでしょうか。 まずは状況をご確認いただければと存じます。

お忙しいところ恐縮ですが、ご対応いただけますと幸いです。 何卒よろしくお願い申し上げます。

署名:〇〇(氏名) 連絡先:〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇

エアコンの寿命と故障しやすい原因を知る

賃貸物件のエアコンが故障した際、「これは寿命なのか、それとも何か原因があるのか」と疑問に思う方も多いでしょう。エアコンの寿命や故障原因を知ることで、大家さんや管理会社への説明もしやすくなり、今後の対策にも役立ちます。

一般的に、家庭用エアコンの寿命は10年〜15年程度と言われています。これはあくまで目安であり、使用頻度やメンテナンス状況によって大きく変動します。例えば、24時間稼働させることが多い部屋や、海沿いなどの過酷な環境で使用されているエアコンは、寿命が短くなる傾向にあります。

エアコンが故障しやすい主な原因としては、以下の点が挙げられます。

  • 経年劣化: 最も一般的な原因です。長期間使用することで、内部の部品が摩耗したり、冷媒ガスが漏れたりして性能が低下します。特に製造から10年以上経過している場合は、この可能性が高いでしょう。

  • フィルターの目詰まり・汚れ: フィルターがホコリやカビで詰まると、空気の流れが悪くなり、冷暖房効率が低下します。これにより、エアコン本体に負荷がかかり、故障につながることがあります。定期的な清掃で防げるケースが多いです。

  • 室外機の不具合: 室外機はエアコンの心臓部とも言える部分です。ファンが回らない、異音がする、熱交換器が汚れているなどの不具合があると、エアコン全体の機能に影響が出ます。周囲に物が置かれて排熱が妨げられている場合も、故障の原因となります。

  • 冷媒ガスの不足・漏れ: 冷媒ガスはエアコンが冷暖房を行う上で不可欠なものです。ガスが不足したり、配管から漏れたりすると、冷えが悪くなったり、全く効かなくなったりします。これは専門業者による修理が必要です。

  • 電気系統のトラブル: コンセントや配線、基盤などの電気系統に問題が生じると、電源が入らない、途中で止まるなどの症状が出ます。落雷による影響や、ブレーカーの頻繁な落ち方も関連している場合があります。

ご自身のエアコンの製造年数を確認し、上記の原因に当てはまるものがないかを確認してみましょう。これにより、大家さんや管理会社に状況を伝える際に具体的な情報を提供でき、スムーズな対応につながるはずです。

賃貸契約書でエアコンに関する条項を確認しよう

賃貸物件でエアコンの故障や買い替えといった問題に直面した際、最も重要になるのが賃貸契約書の内容確認です。契約書には、設備に関する責任の所在や費用負担の取り決めが明記されていることが多く、トラブルを未然に防ぎ、スムーズな解決へと導くための根拠となります。

エアコンに関する具体的な記載は、契約書によってさまざまですが、主に以下のような項目に注目して確認しましょう。

  • 設備の範囲と所有者: エアコンが「設備」として含まれているか、またその所有者が大家さん(貸主)であるか、それとも入居者(借主)が持ち込んだものかを確認します。通常、入居時から設置されているエアコンは大家さんの所有物です。

  • 修繕義務と費用負担: 故障時の修理費用や交換費用について、どちらが負担するかが明記されている場合があります。「貸主の負担とする」「借主の負担とする」「経年劣化による場合は貸主負担、借主の故意過失による場合は借主負担」など、具体的な条件が記載されていることが多いです。

  • 通知義務: 設備が故障した場合、速やかに貸主または管理会社に通知する義務が定められていることがあります。通知を怠ったために損害が拡大した場合、借主の責任を問われる可能性もあるため注意が必要です。

  • 特約事項: 通常の条項に加えて、エアコンに関して特別な取り決めが「特約」として記載されていることがあります。例えば、「エアコンは残置物とし、修理・交換は借主負担とする」といった内容や、「入居時に設置されたエアコンは、退去時に撤去義務はないが、故障時の交換は借主が行う」など、物件固有のルールが定められている場合があります。

これらの項目を事前に確認しておくことで、大家さんや管理会社との話し合いをスムーズに進められます。もし契約書に明確な記載がない場合は、民法の規定や慣習が適用されることになりますが、まずは契約書の内容を最優先で確認するようにしましょう。不明な点があれば、自己判断せず、必ず管理会社や大家さんに問い合わせることが大切です。

まとめ:快適な住環境を取り戻すために

賃貸物件でのエアコン故障は、誰にとっても不安で困るものです。しかし、この記事で解説したように、適切な知識と手順を踏めば、慌てることなくスムーズに対処できます。

最も重要なのは、「勝手に買い替える」などの自己判断を避け、まずは大家さんや管理会社に連絡し、状況を正確に伝えることです。賃貸物件のエアコンは、多くの場合、大家さんの所有物であり、修理や交換の費用負担も原則として大家さんが行います。

ご自身の賃貸契約書を事前に確認しておくこと、そして連絡の際には故障状況や使用年数を具体的に伝えることが、円滑な解決への第一歩となります。この情報が、あなたの不安を解消し、快適な住環境を1日も早く取り戻す一助となれば幸いです。

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